子どもが僕らを素敵な先生にしてくれる。

子どもが僕らを素敵な先生にしてくれる。

児童養護施設、小学校、教育系大学、教育実習、療育施設などで経験した事柄を連ねる、徒然なるままにが過ぎるブログ

教員・職員としてのお話

無意識のジェンダーバイアスを取り除く~学校での性別への固定概念~

ハル、性教育の好みを話す 突然ですが、ぼくの「好きな先生」のお話をします。 ぼくは 「みんな平等になるようにしようね」 という教育をする先生ではなく、 「みんな違うことを受け入れていこうね」 と教えてくれる先生が好きです。 性教育の分野でも、それ…

 発達障害診断の有無に関係なく、子どもの社会は大人の教科書

「クラスの中心というか、繋ぎになってくれる大切な人材」 ぼくは小学校の教師だった過去があります。 普通級の中学年の担任を任されていましたが、そのクラスには多くの発達障害児が在籍していました。 支援級の子もいましたが、過半数以上が今までずーっと…

発達障害児は普通学級?特別支援学級?小学校ハル教室の実録

「最終的には子どもが決めるのがよいと思うなぁ、ぼくは」 進級や進学に向けて、準備を整える時期ですね。 ワクワクドキドキの新しい環境は、心配の種にもなっているでしょう。 発達障害やグレーゾーンと言われている子どもたちの保護者さんは、「これからの…

教育実習と我慢の話。子ども時代の悩みを理解するのは今の私

「我慢の強要は、何も生み出さないのに、無くなることがないよねぇ」 かつて子どもだった皆さん。 大人になると、我慢しなければならんことが増えていくと思いませんか。 今現在子どもの皆さん。子どもって我慢ばかり!と思いませんか。 // ぼくは子どもの頃…

児童養護施設にて、冷たい洗濯物と小さな靴下

「たくさんよごして、帰っておいで」 冬は家事のハードルが一気に上がりますねぇ。 料理をしようにもキッチンは寒いし、皿洗いも水が冷たい。 草むしりは容赦ない北風に身体の芯まで冷やされて、掃除もままなりません。 かといって、生活を回すためにはやら…

公共の場でルールを守れない困ったさんを見たことがありますか?

「誰にも教えて貰えない、というのは、非常に損している上に悲しい悲しいことなのです」 ぼくの家の最寄り駅は、賑わいのある駅です。 電車はたくさん着いては出ていき、なんの意味があるのかわからないサイレンや、ブレーキの耳障りな音が仕切りに聞こえて…

児童養護施設職員のお仕事内容とは?③

「毎日目が回るような忙しさ!!」 三度こんにちは、前回の記事の続きです。 児童養護施設の職員がどんな仕事をしているのか、できるだけ詳細に紹介しようという試みです。皆にとって誰に聞いたらいいかわからないとこが、ここで解決すると嬉しい。 これね、…

児童養護施設職員のお仕事内容とは?②

「毎日目が回るような忙しさ!!」 前回の記事の続きでーございますよー。児童養護施設の職員、知られざる仕事内容詳細でーございますよー。 これね、「みんなでやる仕事」じゃなくて、「ほぼ職員一人分のスタンダートな仕事」だからね。脅している訳じゃな…

児童養護施設職員のお仕事内容とは?①

「毎日目が回るような忙しさ!!」 皆にとって誰に聞いたらいいかわからないとこが、ここで解決すると嬉しいです。 これね、「みんなでやる仕事」じゃなくて、「ほぼ職員一人分のスタンダートな仕事」だからね。脅している訳じゃないけど、覚悟はして就活に…

勉強を最重要視する学校入試と、発達障害の苦悩

「余談だがハルせんせーは大人になってからの方が勉強してる」 勉強が嫌い、勉強が苦手な人。 主に国語や算数などの主要教科が苦手な方はいらっしゃいませんか? 机に向かって黙々とノートをとり、つまらん教師の話を聞かねばならず、テストを受けて点数をつ…

幼児虐待、児童虐待の漫画を児童養護施設職員が読んだ感想

「漫画って演出控えめなくらいなんだねぇ」 昨今、子どもたちが被害者になる事件が多発しています。 性暴力や自殺などの凄惨な内容に、思わず眉間にシワを寄せてしまう。ニュースには「虐待」の文字が絶えませんねぇ。 児童養護施設では、そんな被害を受けて…

児童養護施設の職員は実習生をどう思っているのか?

「日常の質が良くなるのでありがたいなぁー」 実習生の皆さん、もしくは実習を終えた皆さん、「実習生としての自分が職員さんにとってどう写っているのか?」と気になったことはありませんか? ぼくは自分が実習生であったときに、これが気になって気になっ…

児童養護施設職員の月末。書類の仕事とぼやき呟き

「あぁ、毎日変わらずなんて可愛い子どもたち!」 児童養護施設職員の仕事には、子どもの養育、ご飯作り、掃除、洗濯、宿直、通院、塾の送り迎えなど様々な内容があります。目まぐるしく過ぎる日常に、いつも子どもの声と姿があり、支え支えられ同じ屋根の下…

児童養護施設の職員の現状と課題、働いていて思うこと

児童養護施設職員に知識を学べる機会をください 児童養護施設では、子どもの数には満たないもののたくさんの職員が働いています。 他の教育の現場よりも、比較的若い職員が多い印象です。 しかし継続年数は短く、長く続けることが難しい職場環境、仕事内容で…

児童養護施設職員としてぼくがしている子どもへの接し方や配慮、言葉選び

自己流!児童養護施設の子どもたちへの関わり方! 児童養護施設の日常は忙しいものですが、子どもたちとのコミュニケーションは意識的にでも大切にしています。 愛着や信頼を築くと共に、子どもたちのことを知るには言葉が必要不可欠だからです。心配事はな…

児童養護施設の仕事、問題解決のため精神力は必要不可欠

「子どもを生かすための精神力を欠かすな!」 児童養護施設って大変? 児童養護施設というと、皆様はどんな印象をお持ちになるでしょうか。 ドラマやマンガのように、犯罪を犯したり性的に奔放な子がいたりするのか?暴力や暴言などの問題行動が毎日起きて、…

児童養護施設職員のモラルとプライバシーは少し変わっている

仕事場での自分のプライベートは自分で守るしかない 児童養護施設の職員という仕事は、プライベートと仕事の隔離が難しい職のひとつではあると思います。 自分の生活もしながら子どもたちには疑似家庭を提供するので、自分の家庭、生活のなかに子どもたちや…

自己流!!教員や職員が子どもからの信頼を得る方法

「子どもから与えられる愛こそ無償である」 子どもの信頼を得る。難しそうだけど、これ、誰にでもできること。簡単なんだけど、全員ができるわけではないこと。そんなお話です。 何故か子どもに好かれ、許される人っているじゃないですか。なにもしなくても…

中学生が担任の先生に下剤を……ぼくの感想や考察を語る。

「ええぇ?食の安全?!?そこなの!??!?」 今話題の「担任に下剤を盛る」事件。 誰の批判でも何の否定でもない、ぼくの感想と考察を述べるためだけに記事を書きます。もう一度念を押しますが、誰の批判でも何の否定でもありません。 // 担任の先生には…

子どもの自尊心が高まる添い寝のお話

「今日も おれは がんばったんだね」 寝るときは誰かに側に居てほしい、眠いときは人恋しくなるというとき、大人にもありますよね。児童養護施設や病児保育の現場では、「いっしょにねて!」「おとながいないとねれない!」という声は珍しくありません。保育…

愛着とスキンシップ、児童養護施設や小学校での学び

「肩車したままあの辺ぶわーって走って!」 突然ですが、筆者ハルの家族は女系です。親戚を含めても父親と祖父以外に男性がいないため、ぼくも男子ならではの関わりというものをあまり経験して来ませんでした。周りが女の子ばかりで、大人が女の子に関わる方…

小学生の得意は教師が見つけて育てるのもアリ

「それわたし とくいかもしれない!」 自分の得意なことを聞かれたら、胸を張って答えられる大人はどのくらいいるのでしょうか。子どもたちの自尊心を育てるためには、自分の自尊心から育ててみようという講義をどこかで拝聴しましたが、実際問題少し難しい…

児童養護施設にて、小学生に教えたい仲直りと次の約束②

「なかなおりしたから、またあそべるね」 本日は、昨日書いた太成(たいせい)くんと深月(みづき)くんのトラブルの続きをば。鬼ごっこに夢中になるあまり、鬼の手から逃れたい一心で石を投げてしまった深月。この後果たしてどうなるのでしょうか。 // 石を投げ…

児童養護施設にて、小学生に教えたい仲直りと次の約束①

「なかなおりしたから、またあそべるね」 子どもが社会的に不適応な行動を起こしたとき、大人は叱る義務があるとぼくは思っています。子どもは社会のルールを「まだ知らないだけ」なので、既知の大人がきちんと教えていく必要があると考えます。突然堅いこと…