子どもが僕らを素敵な先生にしてくれる。

子どもが僕らを素敵な先生にしてくれる。

児童養護施設、小学校、教育系大学、教育実習、療育施設などで経験した事柄を連ねる、徒然なるままにが過ぎるブログ

愛着とスキンシップ、児童養護施設や小学校での学び

「肩車したままあの辺ぶわーって走って!」


突然ですが、筆者ハルの家族は女系です。親戚を含めても父親と祖父以外に男性がいないため、ぼくも男子ならではの関わりというものをあまり経験して来ませんでした。周りが女の子ばかりで、大人が女の子に関わる方法しか見ていません。

自分も女の子と同じように扱われてきたため、自分がしている男の子に対してのスキンシップ法が、一般的な男同士の接し方とは違う!と気づいたのは、なんとなんと小学校教諭時代でした。おっそい!


女の子にはしないけれど、男の子に対しては手首をつかんで振り回したり、頭を羽交い締めにして「捕まえたぞ!」と遊んだり、やたらと身体的接触が雑では!?!?と思ってひやひやしていました。

しかし子どもたちは明らかにとても喜んでいる……まさか「怪我をしなければこれもアリなのか!」と現場で学ぶことが多くあり、自分のスキンシップの仕方を見直しています。


スキンシップによって愛着が沸くことはよく知られていますよね。アタッチメントセラピーなんてのもあるらしいです。今度ちゃんと勉強して記事にしますね。セラピーのような丁寧な対応や身体的接触(スキンシップ)については、誰に対しても問題ないと考えますが、時には思いきったスキンシップの方が効果的な場合もあるようです。

 


例えば外遊びの際、子どもたちが遊ぶのを後ろで見守っているより、いっしょになって遊びに交ざり、駆け回った方が心の距離が縮まりませんか?

それはある種のスキンシップで、強引に力をぶつけ合っているはずなのに子どもたちは非常に楽しそう。ボールをぶつけあったり、強い力で身体にタッチしたりもするわけです。それでも仲良くなれる。その姿を見て、なんというか、うーんと、そういうものなんだなぁ、としみじみしてしまいました。語彙力が足りていませんごめんなさい……腑に落ちた、というのが正しいかもしれません。


もちろん力加減のミスや、ルールの無視でトラブルにもなります。血が出るような怪我を負うこともあります。それでも子どもは強引なスキンシップをコミュニケーションのひとつとして大切にしているようです。

肩車をしながらダッシュで校庭を駆け回る。ぼくの両腕にふたりの子どもがぶら下がり、そのままぐるんぐるん回旋する。「何人登れるか!」と、ぼくの身体にたくさんの子どもがよじ登る。お布団運動会と称した、みんなでもみくちゃになるルール無用のプロレスごっこ……自分の経験してない遊びですが、先輩教師や職員さんの背中を見てぼくも試してみています。

安全にはしっかり配慮して、子どもとの距離を縮めるスキンシップにも取り組んでいきたいです。