子どもが僕らを素敵な先生にしてくれる。

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児童養護施設、小学校、教育系大学、教育実習、療育施設などで経験した事柄を連ねる、徒然なるままにが過ぎるブログ

小学校教員ブラック起業社蓄化その実録

「ボロクソ言うけど教師はオモロイで!」

今日は教師の闇をまとめます。ぼくの勤めてた学校が特別忙しかったのかもしれないけれど、こんなこともあるのか!と参考にしてください。

 

 小学校の先生って、授業や休み時間など、子どもと学校生活を過ごす以外の仕事がほんっっっっとうにたくさんあります。

 

給食の時間は「給食指導」という名の仕事ですが、休み時間に子どもの指導をする義務は実はありません。部活は仕事ではありませんので当然手当ては出ません。授業準備は必要なのにも関わらず勤務時間には入っていませんので、手当ては出ません。やればやるほどいいものが作れるはずなのに、それは全て教師個人のプライベートな時間を無償で使っているのです。授業で必要な物資などは、随分と前に申請するか、学年費として学年全体で買うことになるので、忙しい先生方は自費で購入して子どもに使わせています。

 

会議の時間も、就業時間を超えた時間に設定されていることもよくあります。(19:00~2の3にて算数科会議など)休日に強制である研修を受けなければなりませんし、その交通費は面倒な申請をしなければ返ってきません。交通費が出ないものもあります。

 

子どもたちの委員会の仕事で、子どもの手の届かないところは教師のサービス残業で学校が回っています。行事の度に、行事に関する残業が増え、会場作りや掃除、備品の管理も教師の仕事です。広い学校内の多くの施錠を1時間かけて回ったり、地域交流のために活動に駆り出されたりもします。

教師の待遇は、本当によくありません。全てできて当たり前と仮定される世界に、慣れるしかないというのがぼくの感想です。新任のぼくは自分のやることも覚束ないまま、子どもだけは守らなければと毎日をそれはもう必死に生きていました。授業の仕方なんて教えてもらえないですよ!学校のリズムやルールも自分で見てなんとなくついていくことからです。アドバイスをもらえる学校はとても恵まれていると思います。ほぼ教えてはもらえません。どんな先生にも物怖じせず、自分からどんどん聞きに行ける鋼のメンタルが必要不可欠です。

 

また、「この先何が起こるのか」「これを子どもたちに与えたときどういう反応をするのか」「こういう恐れがあるからこう予防しておこう」など、先読みの力がなければ生活は円滑に回りません。

・常に仕事に時間を使う覚悟
・遠慮知らずに質問できる鋼のメンタル
・全てを満遍なくこなすバイタリティ
・子どもを円滑に動かす先読みの能力

この4つのうちひとつでも欠ければ、教師が死にます!マジで!闇です!(笑)

ただ子どもは毎日天使で可愛い。これだけは揺るがない。

 

そのひとつだけで、教師を続けてる先生も多いのかなぁと思います。だって担任のクラスの子どもたちなんか「あぁもう最早俺の子!!!」と言わんばかりの愛着と愛情を毎日感じていましたから。この子たちに何か良いことを、という思いだけで教師をやってましたね。 自分のプライドとか、時間とか、全部かなぐり捨てても絶対守るってだけで。……懐かしいなぁ。