子どもが僕らを素敵な先生にしてくれる。

子どもが僕らを素敵な先生にしてくれる。

児童養護施設、小学校、教育系大学、教育実習、療育施設などで経験した事柄を連ねる、徒然なるままにが過ぎるブログ

ぼくらのたからばこやさん

教師俺、子どもの話を一斉に聞く力を無駄に鍛える

「さながら聖徳太子のように!そう、太子のように!」

子どもに関わる全ての人が経験していると思うのですが、子どもがする何気ない会話に、世界観を合わせて相槌をうつ機会がありませんか?

 

 

ごっこ遊びの延長のように、空想の世界を話してくるので付き合ったり、本当にあったことを、子どもの拙い言葉で伝えられ、よくはわからないけれど一緒にニコニコして聞いたり……真偽はどうにせよ、とても可愛いものです。

しかし子どもの中には、随分と多くの世界を1度に共有しようと話してくれる子もいます。時間が長くなり、他の子どもたちとの会話が疎かになる。でもこの子の話を聞かない訳にはいかない。

大人のジレンマです。

 

順番に話してねーと言ったところで、我先にと話したいのが子どもですから、そう易々と一人ずつとはいきません。もちろん、順番に話す練習をさせることもあるのです。

社会性を学ぶよい機会ですし、

①会話に割り込みをしないこと

②自分の話だけを長く続けないこと

この二つは、人間関係を構築するのには必要不可欠な暗黙のルールです。

 

なので今回は、ぼくが個人的に鍛えて駆使している「子どもの話を一斉に聞く力」と「何人もに自然と相槌をうつ方法」をお話します。

勝手にやっている且つ子どもにとっていいかはわからないので、オススメはしません!(笑)

 

 

 

「子どもの話を一斉に聞く」「何人もに自然と相槌をうつ」とは、

=全ての子どもが何を話しているか正確に把握し、丁寧に返答するということ……ではありません。

今聞こえてくる話題に対して、

「“自分にとっての返答だ”とわかるように相槌をうつ」

ということです。

誰が言っているのか、というのはわかるに越したことありませんがね。

初対面だと厳しい。

回数を重ねれば、相槌で名前も呼べます。

男の子3人、自分の視界の右と左にひとりずつ、残りのひとりは膝に乗っていると仮定します。

1「ハルくん昨日ビルド見た?」
2「おれ今日宿題めっちゃ早く終わった~」
3「おれもだっこして!」

同時にこれを聞き取る力がまず必要ですが、これは生きているうちに何故かできたぼくの特技なので鍛え方がわかりません。

今となっては10人ほどであれば相槌がうてるようになりました。

鍛える方法はよくわからないままです。

聞こえてくる方向でどの子が言っているかわかることもあります。

内容を確定する前に、語尾への返答が吉です。

 

3人に返答をしますね。

「ハルくんも宿題早く終われたから、ビルド見れたよ~!今だっこ埋まってるからおんぶならいいよ!」

会話にひとつずつ返答を混ぜて、会話の流れを止めないように頑張ります。

子どもはそれぞれ、このあとも普通に会話を続けてくる。それにまた返答を織り混ぜて返す。はて、誰にとって得なんだこの力は……。