子どもが僕らを素敵な先生にしてくれる。

子どもが僕らを素敵な先生にしてくれる。

児童養護施設、小学校、教育系大学、教育実習、療育施設などで経験した事柄を連ねる、徒然なるままにが過ぎるブログ

ぼくらのたからばこやさん

ADHDや自閉症など発達障害児の保護者の皆さんへ

f:id:harusensei:20180422021124j:plain

「ぼくらだから、何にでもなれる!」

自閉症やADHD、アスペルガーなど発達障害のお子さんを育てていらっしゃる保護者の皆様に、今日はぼくからのお手紙です。

気持ちを聞いてください。

 

最初障害が発覚したときは、落ち込んだり、勉強不足を感じたり、様々な気持ちによって心が疲労し揺さぶられたことでしょう。

自分の育て方に問題があったのだろうか。

なぜ健常に産んであげられなかったのか。

自責にかられるお母様も少なくないと思います。

はっきり言います。

あなたに責任はひとかけらもありません。

大切なことなどでもう一度重ねますが、あなたには責任が一切ありません。

 

もちろん、お子さんにも悪いところなど一切ありません。

人の気持ちを考えられない酷い子ではありません。

落ち着きがない困った子ではありません。

勉強ができなくて頭が悪いのではありません。

少しのことで落ち込んで心が弱いのではありません。

パパ、ママ、保護者の皆様、

子どもはね、ほんとになにも悪くないです。

誰も代わりのいない、唯一の宝です。

どうか忘れないで。

 

じゃあ、どうして障害と括られてしまうのか。

この子は他と違うレッテルを貼られてしまうのか。

あのね、この子たちを生きづらくしている社会にこそ、本当の責任があるのだとぼくは考えています。

定型発達の世の中、非定型はいつの世も疎外され、迫害を受けてきたでしょう。

でも、いつの世も、非定型が世界を広げ変えてきた。

「健常」という言葉に惑わされて、大きな枠に当てはめようとしてくる社会に、負けないでよママ。

「障害」という言葉に怖じ気づいて、この子の生きる道を見限ってしまわないでよパパ。

大丈夫、考えて。

考えることをやめないで。

この子の味方はたくさんいる。

あなたの味方もたくさんいる。

だって、社会には色んな人がいるじゃないか。

千差万別、有象無象。色んな種類の人が居る。

名前がついていないだけで、カテゴリーに分けようとすれば、定型の中でもいくらでも分けられるよね?

その色んなカテゴリー中にある、

「考え続ける人」になってほしい。

自分で考え続けるのには限界があるから、そうしたら、子どものために、考え続ける人を見つけて頼ってほしいの。

考え続ける人は、子どもにとって生きやすい環境を考え続けている。

この子が生きやすい場所を、探し続けてくれる。

大きな枠からはみ出したって、はみ出して生きていける場所があるんだ。

自分の世界に同じカテゴリーの人が大勢居ないだけで、確実にこの子が生きやすい場所がある。

それを考え続ける人を、どうか見つけて。

それは大人にしかできないことなの。

子どもにはどうしようもない。

これは保護者の皆様にお願いするしかない。

ぼくからのお願いです。

子どもを害する場所に居続ける必要はない!

ない!

ないから!

定型発達は、定型発達の常識を生きてるの。

この子には不定形で未知な道が広がってる。

そこで生かしていこう!

でもね、パパママもすごく辛い日があると思う。

そういうときは、ぼくに連絡をください。

ぼくは、絶対、考え続けている。

この子の世界をぼくらが見つける。

だから、パパママ、この子を諦めないで。

世界は広い。

この子の世界が、絶対在るから。

負けないでね。

負けないでね。

ぼくもいるからね。