子どもが僕らを素敵な先生にしてくれる。

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児童養護施設、小学校、教育系大学、教育実習、療育施設などで経験した事柄を連ねる、徒然なるままにが過ぎるブログ

発達障害児は友達ができない?友達の作り方と子どもの社会

「ハルくんはどうやって友だちつくるの?」

人類永遠の疑問、友達の作り方。

子どもの頃はなんとなく一緒にいて、なんとなく友達だとお互いを呼称し、付き合いが長くなるに連れて親友と変化してきてしまった「友達はなんとなくできる説」保持者のハルですこんにちは。

大人になった今でも、「人に迷惑をかけない派」ではなく「他人に迷惑をかけて生きているのだから人の迷惑も許す派」で生きています。そしたらなんとなく……人と居られる……

もうお気付きであると思いますが、ぼくの友達の作り方はなんの参考にもなりません。なんとなくで人と居られたぼくは、周りがスッゴいいい子ばっかりだったんやと思います。ぼくに対して多目に気を遣わせてきたかな、すまんな友人たちよハッハッハ。

実際に子どもたちにインタビュー

しかし今、笑ってる場合じゃなくなった。

ある日、発達障害をもつ小学生に「ハルくんはどうやって友だちつくるの?」と聞かれてしまったのです!!!

おおおおおお永遠の謎!!すまん!!考えたことなったから今答えられん!!!

ということで(?)、子どもの社会で友達を作るコツは、当事者である子どもに聞くのが良いだろう、と安直に……。教室で過ごす子どもたちに、突撃インタビューしてみましたので、ぜひ参考にしてください。

我が子の孤立に悩む親御さんや、当事者の子どもたちにも、明日から実践してほしい生の声です。

 

Q、友達はどうやって作る?

A、自分から声をかける

「まず名前を言って、よろしくって握手する」
「笑顔で一緒に遊ぼ!って色んな人を誘う」
「自分から声をかけて、困ってたら助け合う」

うん、このへんはハルくんでも想像がつくぞ。他にコツはあるかな?

A、得意を見せる

「自分の得意なことを披露して、みんなに教えてあげる」
「ダンスとか、歌とかなら見せられるし」
「みんなでやるともっと楽しいしねー」

なるほど!得意なことから足掛かりにするわけだね。確かに最初いい意味で目立つのは大切かもしれない……

A、弱いところも見せる

「あと、自分が困ったときに、素直に“手伝って”って頼むと仲良くなれる」
「なわとび教えて!って言ってから仲良いもんね私たち」
「困ってるとき何か力になれたら、これでこの子とも仲良くなれたかなーって思う」

おぉ!逆に自分の弱味?を見せて相手に頼る方で距離を縮めるわけね。助け合う心は美しいし、素敵だなぁ。それもひとついい案だなぁ。

A、他には……

「でもまずは人が嫌がることをしないのが大事じゃない?」

お?具体的には?

「えーと、自分が良くても相手が良いかはわからないから、ちゃんと笑ってるか見ながら話すとか。お節介とか、自慢話は友達になってもらいにくいもん」

おおおおおお、さすがです。子どもはおろか、それできる大人も正直少ないんだよね。肝に命じよう。

子どもの社会から学べること

得意なことは披露して、共有して楽しむ。苦手なことは素直に助けを求める。求められた手は自ら取る。これだけで人との距離は縮まるらしい。

確かに大人社会もそうかもしれないねぇ。

側にいたものの話しては居なかった影がひとつ、すくっと立ち上がり動きました。隅の椅子に座って会話を聞いていたアスペルガーの6年生女子が、自分の自由帳を持ってぼくらの輪に入ってきてくれ……そして、

「ハルせんせー!わたし色々やろうとすると大変だから、ちょっとずつにするの!今日は“お絵かきを3人に見せよう”、って決めて学校に来たよ!」

と元気に披露してくれました。

周りの子も、突然のことにビックリはしていたものの、絵を見るや否や「うまっ!」「漫画家みたい!」「色も塗ってあってすごい」「これ何のマンガ?」「どんなマンガが好き?」と会話が繋がり、みんな笑顔に。

友達は得意を披露してつくる、ふむふむ、なるほどなぁ。とてつもない説得力のある説でした。

得意をどんどん見せていこう!