子どもが僕らを素敵な先生にしてくれる。

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児童養護施設、小学校、教育系大学、教育実習、療育施設などで経験した事柄を連ねる、徒然なるままにが過ぎるブログ

ぼくらのたからばこやさん

発達障害の診断を受けて、抱いた気持ちや感想は?

「自分の“どうしよう”に、原因と解決法を見つけられてよかった」

発達障害の診断をもらったとき、皆さんはどう感じましたか?

ぼくは発達障害児の療育を仕事としていた頃、「子どもの受けている検査を自分も受けて、療育の糧にしたい」と思い検査に臨んだことがあります。

 

結果は発達障害ではありませんでしたが、発達に普通ではない凹凸が見つかり、自分への支援を考えるきっかけにもなりました。また、様々な発達を見せる子どもたちへの理解にも繋がるよい経験でした。

 

さて、皆さんはどうやって診断をもらいましたか?

自ら希望して診断をうけた方や、外部からの声でうけることを決意した方、親や教師に連れられて訳もわからず診断をうけた方など、発達障害の診断をもらう方法は様々であると思います。

皆さんの声が聞きたくて、お馴染みアンケートをしてみることに。ツイッターでアンケートをとった結果、約500人の方にご協力いただけました。

今回、診断の受け方やきっかけは問いません。

「あなたが発達障害の診断をうけたとき、一番大きかった気持ちを教えてください。」

という質問で、お答えをいただきました。以下、抜粋してご紹介いたします。

 

安堵感

「ほっとした。自分のできなかったことが全て解決した気さえした」

「安心した。発達障害だから、を免罪符にするつもりはないが、自分を納得させる理由にはできると思った」

「だから上手くいかなかったのか!とストンと腑に落ちた。むしろ発達障害でないと言われたときの方がじゃあどうしよう……と悩んでいたと思う」

「なんとなくスッキリした。やっぱりね!って。説明できなかったものに解説がついた感じがした」

 

希望

「発達障害の診断を受けて、医師に“人の手を借りて生きることの何がいけないんですか?”という言葉に出会えてよかったです。あのとき、私の人生に光がさしたように思います。」

「そもそもやらなくていいことで悩んでいたので、発達障害なのだし尚更やらなくていいや!と前向きになれた。」

「普通とは違うと世間に認められたのは逆にちょっと嬉しかったです。個性を尊重してくれる親でよかったと心から思います。」

「診断をもらったあと、担任の先生に“○○くんは人ができないことができるから、すごいんだよ。先生の生徒になってくれてありがとう”と言ってもらったので、発達障害にマイナスのイメージがないまま小学生になれました。中学では少し苦労しましたが、その時の言葉を思い出して希望をもらっています。」

 

苛立ち

「自分には自覚がなかったから、イラッとした。発達障害にされた!と思った。今となってはあのとき診断をもらえてよかったと思ってる。」

「思いがけない言葉に悲しくなり、同時にどうして私が……!と憤っていました。あの頃、私自身発達障害に偏見があったのです」

 

不安感

「覚悟はしていたものの、実際診断書を見るとショックでした。普通とは違うということが受け入れられず、泣いてしまいました。」

「我が子の将来はどうなるのかと心配になった。でも息子が“ママ悲しい?”と悲しそうな顔をしたので、私が不安がっていてはいけないと思い直せた。息子は今大学生で、将来の夢に向かって頑張っています。」

 

 

ほんの一部ですが、皆さんの生の声を掲載しました。プライバシーを守るため、多少の編集をしてありますがご了承ください。

発達障害の診断をうけ、打ちのめされてしまった皆さん、これから診断をうけようと考え、不安で尻込みしてしまっている皆さん。これは、覚えておいてほしいです。

診断をもらうことは、死刑宣告ではありません。

阻害警告でもありません。変なレッテルを貼るわけでもありません。

「自分のできないことに原因と理由、さらに解決法を見出だす」ために、必要なことなのです。

隠すのも打ち明けるのも自分で決められます。世間には、自分から言わないとわからないです。仕事や学校にも、診断書を提出する義務はありません。

自分を救うための手だてとして、1度考えてみてくださいね。