子どもが僕らを素敵な先生にしてくれる。

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児童養護施設、小学校、教育系大学、教育実習、療育施設などで経験した事柄を連ねる、徒然なるままにが過ぎるブログ

発達障害の子どもに友達を作るには、大人の声かけを架け橋として

発達障害の子どもに行っている友達作りの声かけと環境

発達障害の子どもたちには、友達を作るのが比較的難しいと言われています。社会性を身につける過程に苦手があるので、共鳴、共有を基礎とする対人関係の悩みが多いのだそう。

無意識のうちに「浮いてしまう」子どもたち

実際、児童養護施設や小学校で体感します。

発達障害を抱える子どもは、人との関わりが独特で、いわゆる「浮いている」状態におかれがちです。

あの子に暴力振るわれるから怖い。話が続かないからつまらない。私たちの話聞いてくれない。物を壊される。ルールをすぐ破るなどなど……。様々な子どもたちから伝えられる不満や理由には、発達障害を原因とした特性が多いことも確か。

発達障害児は、自分の無意識のうちに「浮いている」状況におかれ、友達を作る機会まで失ってしまうのです。

これに関しては、誰も悪くありません。

浮いてしまう子どもも、その周りの子どもも、自分を守るためにすることです。

じゃあこのままでいいの?

良くないと感じる人が多いはずです。どうにかしたいと感じる人も多いはずです。

じゃあどうすればいいの?

ぼくも答えは出ていません。

友達の輪を広げるためにぼくたち大人ができること

友達を作る機会を、探して増やして輪を広げる。

子どもと子どもを繋げて結んで、人との関係の作り方を教える。

友達を作るのは子どもたち自身にしかできません。

しかし、助けることは、大人にもできる。人間関係を結ぶ力を育てることは、大人にもできます。

人間関係を結ぶ力を育てる声かけ

そもそも友達とは何なのか……と考えるのはまたにして、一緒に遊べる人、クラスで仲の良い子、休み時間に一緒にいる子、くらいの認識でお願いいたします。

ぼくが発達障害の子どもに実際行っている声かけと、環境作りを少しご紹介いたします。これは、先生でなくてもできます。ちょっとした「繋ぎ」、参考にしてみてください。

 

何気ない共通点を伝える

【みてみてー、○○ちゃんもおんなじー!】

子どもと子どもの共通点を見つけ、ふたりに教えます。あ!たかちゃんとふみちゃんのエンピツおんなじ!とか、今日かずくんとさとしくんのTシャツ同じ色だね!とか。そんな何気ないことでいい。ふたりが「ほんとだー!」と笑いあえば、はなまる!これが輪を繋ぐきっかけになります。

大げさなリアクションできっかけを作る

【え!?嘘ぉ!?ほんと!?】

例えば発達障害の子と話してるとき、ちょっとしたことで「すごい!!」とか、「はっはっはなにそれ面白い!!」とか、ここ盛り上がってます!!!!と周りにアピールします。大袈裟なリアクション。ワントーン高い声で注目を引くなど。

すると周りの子どもたちは「なになにー?」と集まってきます。ここで「○○ちゃんがねー、~~なんだって!すごいよね!!」と共感を求める。ポジティブな共感もネガティブな共感も、大人からより子どもからのほうが伝播します。周りの子どもに「すごいねぇ」と言わせたら成功です。きっかけは大人が作る、の典型的パターンですね。

しかしこれは、聴覚過敏のない子どもであることが条件になります。発達障害の子どもにストレスを与えては本末転倒ですからね。

まとめ

今回の記事では2つしかご紹介できませんでしたが、関係を繋ぐ方法は無限にあります。これからもたくさん考えて、子どもたちに寄り添って、効果のあった方法はどんどんご紹介していきますね。

ぜひ試してみたください。そしてお声をいただけるとありがたいです!