子どもが僕らを素敵な先生にしてくれる。

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児童養護施設、小学校、教育系大学、教育実習、療育施設などで経験した事柄を連ねる、徒然なるままにが過ぎるブログ

ぼくらのたからばこやさん

児童養護施設職員の月末。書類の仕事とぼやき呟き

「あぁ、毎日変わらずなんて可愛い子どもたち!」

児童養護施設職員の仕事には、子どもの養育、ご飯作り、掃除、洗濯、宿直、通院、塾の送り迎えなど様々な内容があります。目まぐるしく過ぎる日常に、いつも子どもの声と姿があり、支え支えられ同じ屋根の下に生きているのです。

仕事内容は子どもと直接関わりながらのものが多いですが、会議や研修など大人だけでやるものもあります。人によるとは思うけども、子どもがいない仕事は張り合いがなくてねぇ……ハルくん体感時間が何倍にも感じられる。

その張り合いの少ない仕事のなかでも、月末にボーーーン!と降ってくる精神削り要項、「書類」というラスボスについて一部ご紹介いたします。

 

書類の種類も色々あり、研修レポートや出納、通院記録、ご飯記録などは、子どもの健全な育成、安心の生活にに必要な情報なのだとまだわかる。

しかし「この書類誰が見るの!?」という内容のものもちらほらある。例えば「録画記録」。ふむ……これいる!?

まぁね、最近の職場はどこもそうだが、書類はパソコンなのね。アナログ人間なぼくにはパソコンを使うということ自体とてつもない労力なのだよ。

書類関係はどれも退屈なのは上記の通りだけど、そのなかにもちょっと楽しい内容もあるんだよ。

月の何時にも提出の書類はたくさんある。でも月末にやってくる「子どもの姿」なる月報的な書類が、ぼくは一番捗る。

毎日子どもたちの様子を書き留めてあるノートがあり、これを見ながら個人個人の書類を作ります。

いわゆる職員の交換ノート的な意味合いもあり、勤務前に前日の記録を読んで、こんなことがあったのかぁと事前知識を入れてから子どもと関わる人が多い。

児童養護施設職員は不定休だから、前日には誰かがいなくて、次の日には他の人がいなくて……って感じで情報の共有が難しい。そこでこのノートを見れば、居なかった日の様子がわかるようになっていると言うわけです。もちろん、居る日でも他の職員が見ていた子どもの様子を知れたり、質問を書いておけば返事を書いてもらえたりします。

このノートに書かれていることを1ヶ月分要約し、施設長に提出するのが月末最後の仕事。

「えぇ!?こんなこと言ってたの!?(笑)」

「あぁー、来月の学校行事のために練習頑張ってるんだねぇ」

「今月はよくバイトに行ってるな。」

「おおおおい彼女できたんか!!ハルくんまだ聞いてないぞ!?」

など、他の職員からの手紙のような、子どもの様子を知る方法をぼくは気に入っています。

ぼくは教師だった過去があるからか、文章をまとめるのに指導案、もしくは学級通信チックになってしまい、

「夏くんは人との距離を取るのが最近少し苦手。小さい子と接触してはふざけて強めに手を上げてしまい、職員に注意を受けてしまいます。小学生の面倒を見てくれる優しい君。大人のちょっとした工夫と声かけで、適切な関わりを持てるはず!もっと夏くんの素敵なところを活かせるように、職員も頑張るね」

これは……さすがにフランクすぎ……と、よく赤ペンを入れられます。上司さんこればかりは直らなくてごめん!(笑)