「皆が教えてくれたそれが、ぼくへの報酬であることを知ってくれ」
精神疾患の療養と仕事を両立させることは、今の日本では果てしなく難しい。支援者も理解者も少ない場所では、仕事はおろか、息をするのだってやっと。
身体や心(脳も含む)が異常を来し、異常を知らせているしんどいときに、仕事なんかやってらんないですよ。
人の面倒もみていられない。だって自分のことだけでも精一杯で、それすらしんどい。
そんな状態なのに、無策の社会に放り出されて回復に向かうはずありません。
じゃあ、精神疾患や発達障害の方が「是非来てくれ!」と優遇され、暖かな支援を受けながら自立できる会社はないのだろうか。
調べてみると、精神疾患や発達障害の自助団体や、雇用を促進している企業もちらほらあります。
しかし、精神疾患をオープンにして働くことにメリットがないとおっしゃる意見が大半です。
精神疾患はまだ「治らない病気」「扱いにくい大人」のイメージから、遠ざかることができないままでいます。
このまま隠して日の目にでなければ、仕事はドンドン自分を蝕んでいくばかり。
でもさ、ないの?世の中に。
精神疾患オープンにしてメリットのある職場。
何が苦手で、何は難しくて、働くために何が支援してほしくて、どんな職種なら過ごしやすいのか。
そういうの最初に聞いてくれて、マネージメントしてくれる会社。
ほんとにないのね?
逆に何が得意で、力があって、スキルがあって、動くからだを持っていて、それらをオープンにして活かしやすい会社は?
ないんだ、そうか。
その一因にさ、「精神疾患をもっているから、 見つけられない」ってのもあるよね。
じゃあもう、創るしかねぇべよ。
ないなら創ればいい。
やるっきゃねぇ。
ぼくがやりたい会社はね、やりたい、もしくはこれならできる!って仕事を、自分の調子や都合のいい時間に行えるフリーなシステムにしたいの。
住み込みでご飯も食堂は配給にして、健康面にも支援を厚くして。
外いくときは車運転できる人が運転手として稼いでさ、皆でのって行けばいい。病院も行きやすくならんかな。
マンションの中で雇用を生み出して、自宅の範囲内で外に出ずに仕事をしながら自立をリハビリできるような、そういうある意味シェアハウスみたいな!
仕事はデータ入力とか炊事洗濯、コラム作成したりポスター描いてもらったり、マンションに人を呼んでくれるような営業さんもいたらいいな。
一日のノルマは一応課すつもりだけど、出来なそうならぼくの部屋に来て一緒にやろうよ~って。
看護師と保育士、児童指導員は確保して、安全性の保証ができる託児所を併設し、心がしんどくなったママは子どもを一時的に預けられるサービス。
また、定期清掃やモーニングコールなど、発達障害にも悩む方々への希望制のサービスもいいね。
それの雇用を、マンション内で賄うわけ。
どうかな、ちょっとまだ思いつき適度だから絵空事かもだけど。
また、マンションに住む皆が精神疾患において理解があるのね。
当事者だったり、精神疾患勤めであったり、身内に精神疾患を見てきたような、精神疾患に触れていて理解のある大人を集めるわけね。
マンションの一室をカフェみたいにして、
仕事のノルマ行けなかった人を助けながら皆でお茶するのもいいしね。
一人が集中できるようなら自室でやるのももちろんおっけー。
ここに住んでいてもマンションの外で働いて、帰ってくるのもウェルカム!
ここに住んでいなくても、働いたあとに飲みにくるのもOk~!
こんな仕事場、そしてマンションどうですか?