子どもが僕らを素敵な先生にしてくれる。

子どもが僕らを素敵な先生にしてくれる。

児童養護施設、小学校、教育系大学、教育実習、療育施設などで経験した事柄を連ねる、徒然なるままにが過ぎるブログ

ぼくらのたからばこやさん

ハル流!発達障害や精神疾患などの子どもの育て方

「ぼくが年端もいかぬ未熟者の戯言に過ぎませんが!!」

さっそくいってみましょう。

お馴染みハルせんせーの支離滅裂語りのお時間です。

●「ダメ」を言わないで「やらないほうがいい」という。

「ダメなものはダメ」で、子どもが不信感を持たないわけがない。

ぼくは「ダメ」よりも「そりゃやらんほうがいい」を使う。

そのあと、なぜやらないほうがいいのかを説明し、「これを聞いて、やるかやらないかは自分で決めなさい」としめる。子ども自身に、自分の倫理観と道徳観を選んでほしい。

選んだ結果が社会的に不適切であった場合は、外に出てその考えを持っていると君がどう困るのかを説明する。そしてまた考えさせる。その繰り返しでしか身の内から湧き出るような社会性は育たない。

 

●ケンカになりそうなときこそ笑う

ケンカになりそうな雰囲気のときや、実際に殴りあいに発展するようなケンカのときは必ず大人が声をかける。

しかし「何かあった?」と神妙に言わず、「おーっとおふたりさん!騒がしいですな?何があったのか、このハルせんせーに教えてくれやーしやせんか!!!」とオラオラ入っていく。

そうすると「やばい怒られる……!」と縮こまる子どもが減り、本音を大人に話しやすい雰囲気にできる。

怒ってる子にも「なるほど!そりゃー怒れるわなぁ!」と共感し、泣いてる子にも「あぁ、それは悲しかったなぁ」と共感。その様子を、お互いに見せておく。

二人とも嫌な気持ちはなってるねぇ、どうしようか。このままケンカ続けて誰か嬉しくなるかねぇ。

そんな投げ掛けをすると、大抵「……ごめんね」と言ってくる。すかさず褒める!うおおおお自分も嫌な思いをしたのに先に謝れたのか!偉いね、すごいね、カッコいいわぁ!

相手に子には、「聞いた?ごめんねって言ってるね。仲直りしたいってことだねぇ。きみはどうかな?」と言葉を促し、「ごめんね」を引き出す。

そのあとは「むむっ!仲良しふたりにはハルくんを協力して倒す指名が与えられた!ふたりで協力してハル怪人を倒せ!レディー、ゴー!」とか言って遊び始めるきっかけを作る。

わちゃーっとスキンシップをしたら、そこからはまたふたり仲良く遊び出す。特にADHDの子には有効。

●「1日に3回までは許す」と伝えておく

子どもがよろしくないことをしたとき、突然重く怒らない。

何が良くないか説明されていないし、いつも「何かしたら怒られるかもしれん」の怯えて過ごすのは可哀想すぎる。

大人にとっては困ることでも、子どものころにはとても魅力的に見えるものがある。

もちろん、命に関わることには全力で叱る。君を守りたいから、やめてほしいと全力でお願いする。

しかし、低い階段の手すりに上りたい。小高いところからジャンプしたい。カーペットの下にもぐりたい……そんな些細なことならば、大人もも少しだけ待とうと思うのだ。

だからまず、ルールを決めておく。

ハルくんは3回目になると怖いよ。という刷り込みをしておく。

ハルくん、1回目は優しく声をかけるね。

「おーい、手すりは危ないからやめて、降りてほしいなぁ」

ハルくん、2回目は一対一で真剣に頼むね。

「2回目言いまーす。手すりから降りてほしい。君が怪我したら悲しい。それに手すりは上る場所じゃないからやめてね。」

ハルくん、3回目は怖いよ。別室でお話ししたいな。

「3回目のお願いだよ。手すりはやめてほしい。落ちたら君が怪我する。皆も心配する。君は病院にいかないといけない。手すりは壊れて直さないといけないかもしれない。大きな音がしてみんながビックリするかもしれない。手すりに上っても、誰も嬉しくならないよね。だからやめて。頼むね。」

 

段階を踏むことで、少しずつ怒られていって、頭のいい子どもは「ハルくんの2番目のお呼びでやめないとマズイ」と学習した。

最近は3回目の激おこぷんぷんハルは見せていない。

こどもたち、やるな!ハルくんの心配を取り除いてくれて、そして喜ばせてくれてありがとうな。

 

毎日忙しい日々ですが、子どもの成長を見られるのがぼくの糧です。

明日も楽しい1日でありますように。