子どもが僕らを素敵な先生にしてくれる。

子どもが僕らを素敵な先生にしてくれる。

児童養護施設、小学校、教育系大学、教育実習、療育施設などで経験した事柄を連ねる、徒然なるままにが過ぎるブログ

公共の場でルールを守れない困ったさんを見たことがありますか?

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「誰にも教えて貰えない、というのは、非常に損している上に悲しい悲しいことなのです」

ぼくの家の最寄り駅は、賑わいのある駅です。

 

電車はたくさん着いては出ていき、なんの意味があるのかわからないサイレンや、ブレーキの耳障りな音が仕切りに聞こえてきます。

多くの線と繋がっていて、乗り換えのために利用する方はいつも足早にホームを駆けている。

バスやタクシーも常時止まり、道への往来もしやすいです。

駅は街の人々の旅に、ひとつ役立つ大きな場所なのですね。


ぼくは電車もバスもよく利用しています。

待ち時間は専ら人間観察に勤しんでいる。


会社に向かうのであろうスーツの方々の哀愁漂う背中。

制服の学生さんは単語帳を広げ、朝イチの小テストに臨むのでしょうか。

大きなカバンをもった髭モジャの男性は、煤けていながらもキラキラした瞳のバックパーカー。

ベビーカーを押す若いママ、それをニコニコ見守るおばあちゃん。

色々な人が狭い空間に閉じ込められ、目的地へと運ばれる。

日本の電車は規律が整っていて、使いやすいと海外でも評判だそうです。

 

実はぼくハルせんせーは、使うくせに電車が大の苦手です。


以前の記事でお話しましたが、幼い頃から乗り物に乗ることに恐怖感があります。

別に乗れないわけではないし、パニックや貧血などを起こすわけでもないので、ほんとに苦手、嫌いって感じのものですね。


電車に乗っているとき、マナーも気になってしまうのは仕事柄でしょうか。

 

「電車ではあまり大きな声で話さず、静かに過ごそう」

と、親御さんに教えて貰えない子どもに悲しみを覚えます。親に教えてもらえないなら、この子は誰に教わるのでしょう。

 


「優先席はケータイを控えようね」

というポスターの下で、堂々とスマホをさわる女の子も可哀想でなりません。この子も、親や先生に教えてもらえなかったのでしょう。切ないです。

 


「足を広げて座ったら、お隣の席に出てしまうからやめよう」

と、この中年男性はここまで教わらずに生きてきたのです。なんて憐れなんでしょう。涙が出てしまいます。

 

ぼくは、ルールやマナーを守れない人間に対して「憐れみ」の気持ちがわいてきます。

教えてもらえなかったんだな。可哀想に。教育者に恵まれなかったんだな。と。

 

 

お年寄りになるまでルールやマナーを守れない人は、教えてくれる人がそこまでいなかったのだということ。

なんでだろう。可哀想に。憐れだ。

ぼくは社会支援のひとつとして、そんな困ったさんになってしまうマナールール違反者に声をかけ続けていきたいと思います。


大丈夫、ぼくが教えるよ。

憐れな大人にも、未知ばかりの子どもにも、ちゃんとぼくが教えるからね。

だから殴るのだけはやめてね!(笑)