子どもが僕らを素敵な先生にしてくれる。

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児童養護施設、小学校、教育系大学、教育実習、療育施設などで経験した事柄を連ねる、徒然なるままにが過ぎるブログ

ぼくらのたからばこやさん

児童養護施設職員の結婚事情。仕事と家庭を両立できる?

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「簡潔に言う。しんどいぞ。」

うちの児童養護施設職員の年齢別結婚事情

まずね、うちの施設職員の年齢から説明したい。

働いている職員約30人を年代別に分けると、

若手(20歳~25歳)40%
中堅(26歳~30歳)30%
大物(31歳~34歳)20%
大御所(35歳~)    10%

という感じ。

35歳以上になると大御所といわれる職員比率であることは知っておいてください。

 

若手から中堅まではほぼ未婚。

日々の業務に追われ、出会いもなくデートの時間もなく。

しかも、20代のうちに「寿退職」でこの仕事を辞める人が多い!

そりゃそうか。休みもなければ自分の子を見ている暇もないものねえ。辞めるしかない。

しかしだな。

家庭を守りながら子育てもし、さらにこの仕事を続けている猛者もいる。

うちの施設で約30人中5人くらい。子どものいる家庭もあるし、ない家庭もある。

結婚生活が続いているのは、相手も同業者でこの仕事に理解があるか、素晴らしくラブラブかのどちらか夫婦しかうちにはいません!(笑)

大御所ベテランの独身戦士もいっぱいいます。

児童養護施設職員の職場での出会い

児童養護施設に勤めていると研修に行くので、まずはそこが出会いの場かもしれませんね。グループワークで知り合って、施設は違えどお互い相談するうちに結婚する子たちもいるよ。

それ以外は施設内の飲み会か、会議かくらいでしか出会い?の場はありませんな。

出会おう!と思わなければ出会えない、隔離されている職場なので。

あとは信じがたいけど退所した子どもと結婚した職員もいるよ。人それぞれだね!

結婚しても施設の仕事は続けられる?

正直、ぼくはしんどいと思います。

制度としては産休も育休もあるので安心してください。

なにがしんどいかと申し上げますと、

「不規則な時間」

これに尽きます。


家族と約束があったとしても、そのとき施設の子どもに何かあったら駆けつけなければなりません。

休みの日、突然の呼び出しに対応しなければなりません。職員が一人休めば、みんなでその穴埋めの時間を振り分けて長い長い勤務時間を余儀なくされます。

自分の子どもにかけられる時間が激減します。

自分の趣味に使える時間が泡と消えます。

結婚したはいいものの、家族の協力と犠牲なしにはこの仕事は続けられません。優先順位として、1番を「施設の子どもたち」にすることが必要です。強制されます。

ですから、ぼくは「仕事をしながら結婚する」は無謀であると判断します。

やってのけている先輩方は、ほんとに菩薩なんじゃねぇかと思うくらい達観してます。

仕事が多くて家庭の時間が持てない現状

日々の業務の多くは、厳重な守秘義務で固められています。

ゆえに、施設からの持ち出しは一切禁止。

家で書類をやろう、とか、自分のパソコンにデータを移してあとで見よう、とか、全部NG。漏洩防止、個々のプライバシー保護のため、事務作業に使用できるパソコンですら決められているのです。

ですから、必然的に仕事場にいる時間が長くなり、家に帰る時間が減っていきます。

結婚しても、待たせてばかり。

こんな事態に陥りかねません。改善したいですねぇ……。

まとめ

ぼくは職員同士の結婚は大いに賛成です。

しかし、世帯が同じになると同じ施設にいられないという罠も……!

どちらかが転勤しなければならん。うーん、ままらぬ世の中よの!