子どもが僕らを素敵な先生にしてくれる。

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児童養護施設、小学校、教育系大学、教育実習、療育施設などで経験した事柄を連ねる、徒然なるままにが過ぎるブログ

ぼくらのたからばこやさん

ここはいつだって「選ばれる側が主役」の世界だ。

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考えるお時間

ハルせんせーのLINE@にてときどき配信される考える時間のコーナー

今回は

「選ぶ側」と「選ばれる側」、どちらが主人公(主役)か?

というお題にハルせんせーが答えてみました。

この問いかけは「答えのない問い」です。

自由に答えたあなたの思考がすべて正解です。

なので

「へぇ、ハルせんせーはそう思うんだね~」

という目線で読み進めてください。

 

「選ばれる世界に、生きてくれ」

ハルせんせーが生きる世界を、伝われと願いひたすらに語る

せんせーという仕事をしているとね、

「選ばれる人が主役だ」と、よく思うの。

先生とか、上司とか、人を「選ぶ側」っていうのは、一見主役のように輝いてみえるかもしれないけど、決してそうではないんだ。

選ぶ側というのは、あくまでも脇役である。

その役どころは様々だ。
主人公の味方とか、主人公の家族とか、脇役の敵か、はたまたその辺のモブか…… 

 

選ぶ側は、選ばれる主人公に

「あなたを選びます」

と言うのが役割の脇役なんだよね。


とにかく、選ぶ側というのは、選ばれる主役を動かすための役なんだわな。


そして皮肉なことに、選ぶ側に回ってしまうと、その世界では主役にはなれなくなるんだよ。


選ぶ側、というのはね。
いつでも、誰でも、脇役なんだ。


学級委員を決める投票をしたクラスの全員は、学級委員に選ばれた子の、脇役だ。
人生初の告白に戸惑う彼は、彼の恋人に選ばれた彼女の、脇役だ。
新卒採用担当の会社のエライ人は、その人事から内定をもらった人の脇役だ。


大人の世界でも、子どもの世界でも、選ぶ側はいつだって脇役なんだ。


ただね、ぼくは。

せんせーという仕事の、この「脇役感」が大好きなんだよ。


大舞台の主役を、いっぱいいっぱい選べるからね。
主役であるべき世界に、いっぱいいっぱい運べるから。

子どもたちを、その子の居たい世界へ導いて、その上、いっぱいいっぱいスポットライトをあげられるからね。

スポットライトの色だって、強さだって、方向だって、全部ぼくが選べるよ。

その子に似合う衣装だって選べる。
その子が得意だろうセリフも選べる。
その子のやりたい世界観を考慮して、仮の台本を書くこともできるよ。
その子が映えるはずの劇場を選ぶことだってできる。

せんせーは、主役を、選べるんだ。


ぼくは、せんせーという仕事のそこが、たまらなく好きなんだよね。




じゃあ、ハルせんせーをはじめとして世界中の先生は、主役にはなれないの?

ううん、実は、ひとつだけ方法があるのさ。


ぼくは、ぼくの世界に、選ばれることができる。



ぼくは、自分の世界に選ばれる生き方をして、自分の世界で常に主役であり続ける。

演技なんて下手でもいいよ。

演技の下手なぼくを主役に選んだのは、紛れもないぼくの世界なんだから。


嘘なんてつかなくていいよ。

だって、脇役の誰にもバレなかったところで、自分の世界にはバレバレなんだから意味がないんだ。



ぼくを主役に選んだのは、ぼくの世界だ。


それと同時に、誰かが誰かにとって脇役で、味方だけど主役ではなくて、通行人Aなんだって、気づいているよ。

 


ぼくは、あなたにも気づいてほしい。

 


あなたの世界では、あなたにも、ぼくのように主役で居てほしい。

 


主役でいてほしい。

 

 


たまたまぶつかってきた町のチンピラに、志を折られる必要はない。

ワイワイガヤガヤするためのその他大勢の声に、萎縮する必要はない。


あなたには、主役でいてほしい。


頼む。


世界に、選ばれてくれ。



ぼくが主人公の味方をやる。

あなたを主人公として選ぶ、そんな味方をやるから。

自分の世界に選ばれる方法がわからない間は、ここから、ぼくが選ぶから。

 


ぼくが主人公の家族をやる。

お望みとあらば脇役の敵もやるし、道すがら笑わせるだけのピエロだってやる。

なんならその他大勢のモブだって、全員用意してやってやるよ。


だから、

あなたは、

あなたの世界で、

常に主役で居てくれ。



あなたの世界に、選ばれてくれ。


そのためぼくの力を、使ってくれ。

ぼくの力は、ハルせんせーの力はね、そのためにあるからね。

主役であるあなたのための、味方だからね。



世界に、選ばれてくれ。

選ばれる世界に、生きていてくれ。

頼む。

頼むな。