「実習は絶対終わるから、その期間をこうして乗りきれ処世術!」
保育士や児童指導員を目指す方々ならば、誰もが不安だけど、通らねばならん通過儀礼。
そう、施設実習。
施設側からの意見や、
実習生として最低限諦めておいてほしいこと、
あーこれが実態でどこもそうなんだ、自分だけじゃない、これは実習先でいじめられているのではない、と理解してほしいことなどを簡単に説明します。
この記事は少し冷たい厳しい内容になりますので、ぜひこの次の記事も読んでください。
暖かな側面はそちらで紹介しています。
心得①「実習は必ず終わる」ということを忘れない
児童養護施設の実習を終えた、もしくは真っ最中の方々は口々に
「マジでしんどい」
「早く帰りたい」
と息も絶え絶えです。
楽しかった~!だけで終われる実習生さんはほぼいません。
でもね皆、実習は、必ず、終わりが来ます。
堪えれば終わる。
仕事と違って、期日がこれば終わります。
これだけ忘れないで。
乗りきるのに絶対必要だから!
実習は!!必ず!!終わりが来る!!!
終わるまで頑張れば終わる!!!!
指折り数えてなんとか耐え抜けばそこで50点確実!!
あとはどこで加点されるか!!!
とにかく行くんだ!!!
終わるから!!!!!
心得②歓迎されることを期待をしない
実習生って、ドラマとかですごい歓迎されてるし人気者になれるんだろうなー!とか、
職員さんは福祉に携わる人たちだし、さぞかし立派な方々なんだろうなー!とか、
君たちのために期待しないでくれ。
なぜなら、職員も子どもたちも「人」だからです。
実習生を受け入れるということは、職員にとって「実習生指導」という仕事がひとつ増えるということ。
また、子どもにとってはイレギュラーな、見知らぬ誰かが居住区にいるわけで。
職員さんに良くしてもらえない、子どもに歓迎されないと感じる実習生が多いのも、そういう理由です。
実際、手放しに歓迎はされないです。
だから期待しない。
まずは日々をこなすことを考えてください。
そっちの方が、実習生さんの精神衛生を守ることができます。
只し、最後の反省会?で不満不安をがっつりぶつけてくれていいです。
職員も実習生さんの意見を聞くのがまた学びです。
ぜひ教えてください。
●心得③時提示された時間、期日は厳守。
特筆することじゃ無いとは思うんだけど、とても大切なので書きます。
子どもたちのことだけで精一杯の暮らしをしているので、実習生さんに割ける時間が本当に少ないです。
ごめんなさい。
これは職員一同が誠心誠意謝るべき項目です。
でも、だからこそ、実習生として最低限時間と期日は守ってください。
その時間しか、時間がとれないのです。
遅刻はもっての他です。
遅れないでください。
忘れ物はあなたが困ってしまいます。
あなたたちに精一杯学んでほしい。
だから、職員の時間も、子どもたちの時間も、そしてあなたの時間も、無駄にはしないでください。
次回に続く。