全部気圧のせい
雨の日やその前日、何となくだるいなぁ、しんどいなぁと感じることはありませんか?何だかソワソワしたり、イライラしたり、体調不良に合わせて心も不調に。
大丈夫、それ、全部気圧のせい!
児童養護施設でみる低気圧による症状
皆さんご存知の通り、ぼくハルせんせーは児童養護施設で働いています。
児童養護施設では、様々な事情により親と暮らせない多くの子どもたちが過ごしています。子どもの親代わりとして、子どもたちの成長と健康を守っていくのもぼくたち職員の義務です。
日頃から子どもたちの変化にはアンテナを張っているぼくらから見ても、雨の日には調子を崩す子どもが多いですね。
その中でも、発達障害をもつ子どもたちは気圧の変化に敏感な印象です。
ぼくの実体験を以下に記しておきます。参考にしてください。
子ども自身から訴えられる体調不良
- 頭痛
- 倦怠感
- 首の痛み
- 肩こり
- 古傷の痛み
- 眠気
職員から見た子どもの変化と体調不良
- まぶたの腫れ
- 声に元気がない
- イライラしている
- 集中力がない
- 朝起きられない
- 短気になる
- 喘息の発作が起きる
- 発達障害の特性が出やすい
低気圧による体調不良を緩和するハル流!対処法
ぼく自身喘息持ちであり、自律神経をガッツリ低気圧に侵される体質なので(笑)自分の体調の変化で子どもたちの変化を先読みしています。便利。いいのか悪いのか……。
まずよくするのがシンプルに「スキンシップ」です。
こめかみの辺りから耳にかけてをゆっくり撫でる。これがいちばん。頭痛にもイライラにも効く特効薬ですね。なんかエステみたいだけど(笑)
あとは、おでこと瞼を覆うように右手を当てて、左手を胸の上に置き軽く押す。肺の空気を抜くように……とでもいった感じ。 身体の余計な力が抜けて、心地がよいそうです。胸元はパーソナルな部分なので触るのはちょっと……という人は、抱き枕を強く抱かせるのもよいでしょう。自分で肺の中の空気を抜くのを意識して~。
さらに、耳栓をさせる。イヤマフをさせる。
この辺は耳元を温めることで自律神経に効果があると聞いてからやってみています。子どもには不評です!(笑)
まとめ
ぼくは「手当て」という言葉が示すように、人の手には人を癒す力があるのだと信じています。子どもにも、親しい大人にも、自分の手で手当てができるのならこの手を使いたいです。
低気圧は強いからね。人間のようにちっぽけな存在は太刀打ちできません。低気圧強いから!仕事が上手くいかないのも、心がずーんと落ち込むのも、全部気圧のせい。
人の手を借りて、自分を楽にしてあげてくださいね。